【4か月前】模試が全て終わり、自分の弱点がはっきりする【4月(2回目)】

働きながら独学で公務員試験受験生活も大詰め

国税専門官の勉強を開始して、一年が過ぎました。4社分の公務員試験模試も今月で終了です。模試の結果は全体的には良くも悪くも安定しています。自分の弱点が数的判断ということがはっきりと分かったため、最後の追い込み科目は教養試験問題ということになりました。順番違う気もしますが、結果的には合格しているので良かったのかなぁ

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学習内容

仕事中にもスキマ時間を見つけたり、土日の勉強も継続出来ています。過去記事にも書いた正文化作業で作ったスーパー過去問ゼミを赤シートで隠して繰り返し解く・読むという勉強です。音声学習も継続出来ています。特に行政法のような判例が重要な法律科目では、スー過去で学んだことと音声学習で学んだことが脳内でリンクしてきます。専門試験は仕上がってきたなという実感が出始めます。

 

模試の手ごたえ

LEC国政専門官模試

初めての会場受験です。地元にも学校があり予定も合ったの行ってみました。ただですね、参加者私を含めて2名だったのです。日程も4日間の中から選ぶ形だったのですが、ほかの日が人気だったのか、単に田舎だからなのかわかりませんが、人が少なかったことにはちょっと驚きました。もう一人の人は開始して1時間くらいで退出していました。早いのか諦めたのかわかりませんが、なんだか実力差を感じましたね(笑)。

 

教養試験

あいかわらず文章問題に依存している形が続きます。判断推理が比較的出来ましたが、数的処理に苦戦しています。知識問題は相変わらずという感じです。資料問題も今まで比較的出来ている方だったのですが、今回はできませんでした。

 

専門試験

法律科目や会計、経営学はできました。スー過去正文化が効力を発揮している感じがします。ただ、財政学、経済学が伸びてきません。これは計算問題のバリエーションに対応できていないことや、時事問題としての分野が問題に含まれているからです。

 

経営学についてはできましたと書いていますが、イノベーション関連の問題は落としています。スー過去の前半は学説問題が多いのですが、後半のイノベーションや品質管理問題などはカタカナやアルファベットが多く、どれがどれだかわかっていないという状態でした。イノベーションの問題は近年の変化を問うてくることが多いので知識の定着はしないといけませんね。

 

大原国税専門官模試

これは自宅受験です。休日に図書館で受験しました。これで大手予備校の模試はすべて終了です。

 

教養試験

今回自分の弱点が露呈した試験です。今までの教養試験は文章問題(現代文・英語)に依存した得点構成だったのですが、今回の模試ではその文章問題が全くできませんでした。そのため、教養試験の得点が12/40とかなりの低水準です。この点数は足きりラインになります。今まで文章問題だけで8~10点は取得していたので、文章問題が転ぶとすべてがだめになります。今回の試験で自分の不安定さがはっきりとわかりました。今まで、文章問題出来るから何とかなるだろうとタカをくくっていたのですが、それがとても危険なことだと実感しました。

 

専門試験

こちらは概ね問題なしです。勉強結果が反映されています。特に書くこともありません。

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模試の結果

東京アカデミー模試 C判定
TAC模試 C判定

 

両方C判定でした。他の受験者の分布をみると私は完全なボリュームゾーンに入っています。C判定の意味は各社によって見解が分かれますが、「2次試験でも安定した成績が出せれば合格する」という意味です。大雑把な書き方ですが、1次試験は通過するかもしれないけど、論述や面接頑張らないと落ちるよというラインです。

 

私の作戦としては面接は自身があるのでペーパーテストを何とか通過ラインにすることが重要だったので、C判定は若干の不安が残るものの、面接でひっくり返せば大丈夫だろうという意識でした。そうなると増々一次試験の重要性がわかります。

 

今後の対策

今回の模試で教養試験の不安定さがわかりましたので、その対策を行います。文章問題を対策する時間対効果が薄い(通常であればできるから)ので、数的判断資料解釈の得点強化を急ピッチで進めます。「畑中敦子の数的推理ザ・ベスト」を購入して、学習量を増やします。また、過去問500やスー過去から出題傾向を分析して出なさそうな分野をまず捨てます。それ以外の解答パターンを4月末から5月にかけて一気に詰め込む作戦に切り替えました。

 

ここ4ヶ月は専門科目ばかりに手を付けていたので、教養試験には全く手を付けていませんでした。この一か月で数的判断資料問題を安定させいます。足を引っ張るレベルから通常の得点ができるレベルに引き上げることができれば安定して20点以上は取得できるはずです。

 

これらの模試を受けて、専門科目が安定してきたことは確かです。専門科目は7割は確実にとれる自信がついてきています。だからこそ教養科目をやらないといけないのです。

 

 

当時の心境

残り2ヶ月を切り精神的にも追い込まれている状態です。かなりのプレッシャーがありました。特にこの時期に数的判断問題をやり込むという方針転換には不安がありました。しかし、この時の弱点はピンポイントで数的判断です。

 

受験への恐怖からか、カフェへ行った際の勉強時間が伸びています。2時間以上は確実に勉強していました。

 

仕事・生活リズム

仕事は繁忙期が終了し安定してきています。それでも週によって仕事量にかなりの波がありそれなりに残業時間もありました。ただ、早く帰れる日は早めの帰宅を心がけ、カフェに行くということは意識していました。仕事よりも勉強を優先させていたので、仕事中も今日はどの分野を復習するとか、今日は何時間勉強時間を確保できるとかそういうことを考えていました。

 

職場でスー過去を開くわけにはいかないのですが、事前にスマホにスー過去のページを写真に撮っておき、調べ物をする感じで読んでいました。会社のトイレでも読めるので結構便利でしたね。いい従業員ではなかったと思います(笑)

 

この月から持ち帰り仕事を止めました。当然緊急の仕事はやりましたが、多少先延ばししてもいい仕事は6月の一次試験終了後にやることにしました。これだけで自分の時間がかなり増えます。

 

まとめ

残り期間を1ヶ月となっています。4月5月はプレッシャーが凄かったですね。会社でもばれるわけにはいきません。絶対に合格すると気合を入れるしかありませんでした。数的判断を急ピッチで仕上げて、教養試験の安定感を高めています。焦りや不安はありますが、それをバネにして勉強を続けています。

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